病院代が高くてもったいないので病院へ行きたくない

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医療費が高くて通院を中断してしまう方がいる

持病のある方にとって、病院や薬にかかる費用は大きな負担になりますよね。よっしーは糖尿病で通院していますが、最初の頃はインスリン注射をしていて毎月通院していたのでかなり医療費がかかってしまいました。

当時はインスリン注射をしていたので、診察代と薬局で合計1万円以上は毎月支払っていたと思います。かなりの負担ですよね!このほか、眼科にも定期的に通っています。

 

 

現在のところ糖尿病合併症は進行していないのでインスリンをやめた現在は医療費はかなり安くなりましたけど、もし目の合併症が進行してしまった場合、1回あたり数万円かかる注射を眼球に打たなければいけなくなります…

そういうわけで、糖尿病のようにかなりお金がかかる持病があると、高額の医療費を支払うのが大変で途中で通院をやめてしまう人もいるそうですよ。

 

にゃご
医療費がかさむので治療を継続できないなんて、悲しい話だな…何とかできないのか!?

よっしー
本当にね…お金だけの問題じゃないけど、安心して治療を受けたいわよね…

 

ジェネリック医薬品を利用してみる

じつは、薬の値段にはかなりの差があるんですけど、ご存知でしたか?一般的に、新しい薬は値段が高めです。

新しい薬を開発した会社が特許を取ると、それから一定期間は独占的に製造販売できます。その後特許期間が切れると、その薬と同じ有効成分を含んだ薬を他の会社が製造販売することができます。これがジェネリック医薬品です。

まったくの新しい薬と違って、ジェネリック医薬品はすでに安全性と効果が確認されている成分を使って作る薬なので開発期間が短く、コストも安いです。だからジェネリック医薬品のほうが安いのです。

 



 

ジェネリック医薬品は新薬と同等の効果と安全性があることを確認した上で発売されますので、少しでも薬代を安く抑えたい場合はぜひ利用したいですね。

ただ、すべての薬にジェネリック医薬品が存在するとは限りません。気になる方は病院で医師に「ジェネリック医薬品があったら使いたいのですが…」と申し出るようにしましょう。

新しく出たばかりの薬よりも、むしろ一定期間使用実績がある薬のジェネリック医薬品のほうが副作用の点などを考えると安心かもしれませんね。

 

そもそも薬は絶対に必要なのかどうか医師と話し合いましょう

病気だと薬を服用するのは仕方がないことだと思ってしまいがちですけど、病気の種類や健康状態によっては必ずしも薬を飲まなければいけないとは限りません。

どんな薬にも副作用のリスクがありますので、副作用のリスクよりも薬を飲むことによる利点のほうが上回る場合のみ薬を飲むべきなのかもしれません。

 

 

よっしーは重症の糖尿病で、本来なら「この先ずーっとインスリン注射をしなければならない状態」と主治医から言われました。しかし糖質制限を始めてからインスリン注射をやめることができました。

また糖尿病腎症もありますが、一般的にはこの段階で降圧剤を飲むべしとされているんですけど、主治医と話し合ったところ「この状態なら今のところ飲まなくてもいいんじゃない?」と。

そのまま糖尿病腎症は進行していません。やはり、本当に薬が必要なのかどうか主治医ときちんと話し合ってみることが大切だと思います。

 

高額療養費制度と注意点は?

医療費の負担が重くならないように、病院や薬局の窓口で支払う医療費が1か月あたりの上限額を超えた場合、その超えた額は払わなくても良い「高額療養費制度」というものがあります。

1か月あたりの上限額は年齢や収入によって変わります。具体的な自己負担額は、シュミレータで計算してみてください。入院なさった場合は、退院前に事務の方から説明があると思います。

 

 

よっしーは糖尿病で16日間入院したのですが、退院前に受け取った請求書には確か19万円ぐらいの金額が書かれていてびっくり!!でも実際に支払ったのは9万円ぐらいだったと記憶しています。

高額療養費制度は、保険適用となる診療に対して支払った自己負担額だけが対象となります。だから入院中の「食費」「個室の差額ベッド代」「先進医療にかかる費用」などは高額療養費の支給対象とはなりませんのでご注意くださいね。

 

健康はお金で買うことは出来ません…

高い医療費を払って病院へ通うのはイヤだなぁと思うかもしれませんけど、病気がまだ軽症のうちにきちんと治療を始めたほうがいいんです。

病気が重くなればなるほど、余計に医療費がかかるからです!糖尿病が進行して合併症が進むと、薬代もかなりかかるようになります。

ちなみに糖尿病合併症の腎症が進行して人工透析を開始すると、自己負担額は毎月1万円(高所得者は2万円)で済むのですが、実際は患者1名あたり年間480万円ぐらいの医療費がかかっていて、日本の医療費全体の5%を占めています。

 

 

お金のことだけではなく、1度失ってしまった健康はもう2度と取り戻せない場合もあります。まだ引き返せる段階のうちに何としてでも食い止めなければいけないのです。

自分の努力だけではどうしようもない病気もありますけど、きちんと治療することで進行を止められる病気に関しては、通院して自己管理をしていかなければいけませんね。

 

にゃご
健康はお金で買えないから、少しでも早くきちんと治療を始めるべきなんだよな。

よっしー
そういうことね、くれぐれも私のようなことにならないようにね!