血液検査の結果がおかしいから病気なの?!
病院に行って血液検査を受けると、いくつかの項目がちょっとばかり基準値からはみ出していることはよくありますよね?
よっしーは重い糖尿病患者なので3か月ごとに糖尿病内科で血液検査と尿検査を受けていますが、主治医から何か言われない限りは気にしないようにしています。
本当にマズイことがある場合は主治医の方からちゃんと話がありますので…何も言われないのであれば、そこまで気にしなくてもいいと思います。
たとえば糖質制限をしていると、尿素窒素(BUN)やコレステロール値が正常値より高くなることがありますけど、実質問題がないことがほとんどだそうです。
そして何かの薬を服用している場合、その薬の作用で何かの項目が異常値になっても特に心配しなくてもいい場合もあります。
勝手に「自分はヤバい病気かもしれない…」などとクヨクヨせず、主治医の話をちゃんと聞いてこれば大丈夫です♪
大人と子供では正常値が異なる項目もある
子供がたまたま何かの機会に小児科で血液検査を受けることがあります。よっしーの次男は食物アレルギーがあるので昔はよく検査に行っていました。
その際、いくつかの項目が基準値よりも高かったり低かったりしたので主治医におそるおそる「あのー…この数値がいくつか異常なのは大丈夫なんでしょうか?」と質問してみました。
すると主治医は「ああ、これは大人の基準値が書いてあるからねー。いくつかの項目は、大人と子供では基準値が違うんだよねー、大丈夫だよ」とおっしゃいました。
なるほど、後でネットで調べてみると、項目によっては大人と子供でかなり基準値が異なる項目もあります。
同じ数値でも子供なら正常値なのに、大人の基準値で判断すると「異常」になってしまうこともあるんですよ。
子供の血液検査なんだから、基準値と正常、異常の判定も年齢に応じて出してくれたらいいじゃないか!と思うんですけどね。
ネットの情報より実際に診察してくれた医師を信頼しましょう
長男が以前、大きいデキモノが出来て非常に不安になったことがありました。ネットで調べると、絶対に自然に治ることはないので手術が必要だと書かれています。
しかし近所の皮膚科医に診てもらうと「そのうち自然に引っ込む可能性が高いので手術はしないでおきましょう」と言われたんです。
当時のよっしーは「先生ったらあんなこと言うけど、放置してガンみたいになったらどうするのよ!なぜ切ってくれないのよ!」と不信感を抱いていました。
ところがその後、何もしていないのに医師の見立て通り自然にデキモノはしぼんでいって治っちゃったんですよねぇ…
ちなみに先日、次男の足の指にウイルス性のイボが出来た時は治療をされましたので、治療しなければいけない場合とそうでない場合を判断していらっしゃるのでしょう、
その医師は地元でも評判の名医で、遠方から通っている患者も多いと後で知りました。だからいつもあんなに患者が山ほど来ていて混んでいるわけだ。
何か異常を発見した時、1度も医師に見せずに自己判断で放置すると確かにヤバいことになる可能性もあります。だから必ず病院へは行きましょう。
ただ、病院へ行ったらあとは基本的に主治医を信頼して任せることも大事なのかなぁと思います。もっとも、医師がイマイチ…な場合もあるので医師選びは慎重に。
「病気不安症」という名の病気もあります
自分が病気である、またはヤバい病気になりつつあるのではないかという考えに強く取りつかれてストレスを感じ、日常生活に支障が出ることがあります。
これは「病気不安症」というメンタルの病気の一つだそうで、医師から「あなたは病気じゃないですよ」と言われても不安は消えないんだそう。
それで「あいつはヤブ医者だ、もっとちゃんと検査してくれる病院を探そう」と考えたり、病気のことが心配でたまらなくなってしまいます。
心配のあまり頻繁に病院に行きたがる人もいれば、逆に不安すぎて病院へ一切行けなくなる人もいらっしゃるんだとか。
こういう場合もあるので、主治医から何も言われていないのに必要以上にクヨクヨ気にして落ち込まないほうがいいと思います。
自分が「病気不安症」かもしれない…と感じた場合は、ためらわずに医師に相談してみるといいです。今まで抱えていた不安がぐっとラクになるかもしれませんから。