次病院に行ったら叱られそうだから行きたくない!
「病院に行ったら、医師から叱られそうだから行くのが嫌だなぁ…」と思っているうち、何となく病院へ行く機会を失ってしまうことはありませんか?
そうすると、次に行ったら「なぜ最近来ないんですか!?」と叱られるんじゃないかと思ってますます行きにくくなってしまいますよね。悪循環です。
病気にもいろいろあると思うんですけど「医師から叱られそうだ」というのは、たとえば糖尿病の食事療法をきちんと守れていないとか、服薬をサボってしまったとか、そういうことですよね。
何か自分が良くないことをしてしまったという自覚があるので、そのことを主治医から叱られるのではないか…と思って病院へ行きにくくなってしまうんですよね。
誰でも調子の良くないことはあるものです
よっしーは糖尿病患者なので3か月ごとに糖尿病内科に通院しています。もう3年以上になりますけど、毎回いつでも調子がいいというわけではありませんでした。
ちょっと行事で食べ過ぎて体重が増えちゃって「あらら、どうしたの?」と言われたこともあれば、血糖値を下げようとして食事量を減らしすぎて血液検査の結果がガタガタになり「どうしたの、これは…」と心配されたことも!
でもねー、これって多かれ少なかれどの患者さんにもあることみたいですよ。主治医から「他の人はもっといろいろあるんだよ、そんなに落ち込まなくてもいいよ」と言われたことがあります。
もしあなたがこの頃食べすぎている自覚があるとか、何かやっちまった…と感じているのなら、それはもう素直に認めて主治医に正直に申し上げるしかありません。
正直に白状して謝れば、たぶんあんまり叱られることは無いと思いますよ♪でも口だけじゃなくて、本当に反省して頑張らないといけませんけどね。
日頃から主治医と良い関係を築くように努力していれば、主治医もきっとあなたがどうしたら食事療法を守ることが出来るのかなど色々相談に乗ってくれるでしょう。
完璧主義で通院をやめてしまった糖尿病患者さん
よっしーは糖尿病治療を開始したころ、最初に担当してくれた20代の若い医師からこんなことを言われたことがあります。
「あまり頑張りすぎないでね。以前、あまりにも頑張りすぎて途中から病院に来るのをやめてしまった患者さんがいたんだ…」と。
詳しいことは分かりませんけど、おそらくその患者さんは完璧主義で、最初はめちゃくちゃストイックに頑張っていたんじゃないでしょうか?
それがふと食べてしまったりして、完璧に頑張れない自分がイヤになってしまったのかもしれません。優等生気質というやつですね。
よっしーにもちょっとそういう所があるので、よく分かります。ちゃんと出来ていない自分、優等生ではない自分を主治医に見せたくないんです…
通院をやめてしまうのはもっとも良くないことです
糖尿病に関して言えば、日本人でずっと通院してきちんと治療を継続しているのは患者の約半数に過ぎないそうです。特に40~50代の男性は治療していない方が多いとか。
きちんと食事療法を守れていないから何となくイヤで通院をやめてしまい、通院しないので医師から監視されることもないのでついつい悪いと分かっていながら食べてしまい、どんどん病気が悪化…とても悲しいことです。
人間、とても弱いものです。山奥で修行する仙人のような生活を送っている人はほとんどいないのですから、時に誘惑に負けてしまうこともあるってことぐらい医師も分かっているはず。
だから「主治医に怒られるのがイヤだから病院へ行かない!」なんて考えるのはやめて、もうやってしまったことは仕方がないのでこれから気を付けましょうよ。
病院へ行く日はカレンダーにマジックできちんと書き、何が何でも絶対その日に病院へ行くことにしましょう。きっと、主治医は温かい言葉をかけてくれますよ♪